昨今浸透しているような幻想的で蠱惑的なワクワクワンダーランドとしての不思議の国ではなく、現実にありふれたマテリアルが予想の範疇を超えて何かを形成する白昼夢のような不思議の国を彷徨っていく。その様は度々挟まるお口ドアップアリスによって説明され、彼女以外の登場人物のセリフも全て彼女が語る形で表される。BGMは無し。
デペイズマンfeat.倒錯ロリータコンプレックス。教養が足りねぇので当映画を言い表すのにこれ以上何を言ったらいいかわからない。
意識の外、自分の中にある理論の外からやってくる不気味・不快・ナンセンスにブン殴られるのが好きな人にオススメ。あとかなりキワのロリコン。
