このレビューはネタバレを含みます
確かに似ている、だが根本的に全く噛み合わぬ人間。仕事に対して決して揺るがぬ我を持ったミランダにとって、似ているという言葉は最大の賛辞だと思う。皮肉にもそれこそが、彼女とアンディの決定的な相違と拒絶感を強烈に自覚させるカンフル剤になった。なんて綺麗な決別だろう。原作のクライマックスを調べるに、うわあ随分"映画向け"にしたなぁ!!と思いましたが、これだけ美しいとそんなに気になりません。
仕事に関して完ッ全に一ッ切の熱意を持たない人間ですが、それでもまんまと「仕事頑張ろうかな」と思わされます。