やらかし村の子どもたち

裸のジャングルのやらかし村の子どもたちのレビュー・感想・評価

裸のジャングル(1966年製作の映画)
3.4
ただ不気味に追われるのでなく、追う側ももはや理由というより、狩猟で生活し男は誇り高き戦士である民族の意地があって、リーダーも力で統率するような、人間臭さを描くことで、冒頭の白人ハンターの残酷さを逆転していて、いずれにしろ人間は獲物を食料としない狩りにとりつかれる異常な動物であることを見せつけ、主人公に感情移入することで狩られる動物たちの気持ちを味わうようにしている。
とするならばラストをどう解釈するか。これでさらにしばらく知的な狩りが続けられる。

脚本4
演出4
映像3
俳優3
印象3