冒頭のクレジットで、原題のWIDOWS(未亡人達)と出てきて、それがこの邦題になったのか…
で瞬時に思ったのは、まあ未亡人達のドラマがメインだろうな…
けどリーアム・ニーソンとコリン・ファレルとミシェル・ロドリゲスとか出てるのでサスペンスやらアクションを期待する人が多そうだから、ベタベタな邦題にしてみたよ、てなところだろうなと。
もうその日米のタイトルだけで展開はあらかた読めるのに、もったいぶったシーンが多くてやや退屈。
女性の自立や強さを描きたいようにも(取って付けたような、テレビドラマにありそうな安っぽいやりとりで)見受けられるが、男のマネをするってことは完全に違うと思うし、暴力とか犯罪ってそんなコントみたいなちゃちいものじゃない。
一方で女はこうあるべきと言いつつバカな男ごっこをするので、全く説得力がないのだが、そこに至らなくても単に映画として面白いかどうかは脚本の時点でわかるだろうに…
原作モノだと思うが、女性目線の妄想で書いたものは女性が読む分には面白いかも知れないし、原題もそうなのだから寓話として扱えばよい。
と、ここまで書いて今一度邦題見てみよう。
ロスト・マネー 偽りの報酬
映画業界はいつまでこんなのを放置するんだろう。ファスト映画は許せないが、一定の視聴者がいる理由もわかる気がする。
脚本2
演出1
映像2
俳優3
印象3