おさむ

パーフェクトブルーのおさむのネタバレレビュー・内容・結末

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

「私は私だ。」

周囲の抱く偶像(アイドル)、これまでの自分、これからの自分。
女優としてこれからを生きる未麻は、偶像としての未麻には囚われないが、偶像として生きた過去を内在させながらアイデンティティを確立させた。

かつての夢や人々の期待は軽やかにスキップしているけれど、これからの現実を生きる未麻は汗と血にまみれて息を切らして走っていた

過去も期待全て受け入れ、それでも未来を生きていくことを決めた。だから「私は本物だよ」。
おさむ

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