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ペーパー・ムーンのSONIAのレビュー・感想・評価

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)
3.8
男と少女の詐欺の旅。
なかなか面白かった。が、いくつか引っかかるところも。

まず一つは少女の喫煙シーン。
まさか本当に吸ってないよね⁉︎と心配になった。

最初は少女の大人顔負けの悪知恵がこまっちゃくれてて可愛かったが、途中から笑えないというか、リアル犯罪になっていくのがちょっと。というか、いかにも大人が考えた脚本を演じてる感が見えてしまいちょっと冷めた。

にしても少女の演技は本当に素晴らしかった。最後のテロップで初めて彼女があのテイタム・オニールだとわかり、この作品で最年少助演女優賞を獲得したことを知る。そして男と本当の親子だったことも。

一応ハッピーエンド的になってるけど、少女にとってはどうなのかな。
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