フィラデルフィアのぴよのレビュー・感想・評価

エイズに感染したアンドリュー・ベケットが、差別や偏見に立ち向かいながら自身の尊厳を守る姿を描いた作品

トム・ハンクスの演技が素晴らしく
アンドリューの苦悩や葛藤
ラストの死を覚悟した時の表情も
感情的でありながらも繊細

アンドリューのパートナーの
ミゲル（アントニオ・バンデラス）との関係。愛と支えが美しい。

エイズという病気や性的指向に関する問題に対して社会的な偏見や差別を克服するための闘いを描いていて、人間の尊厳や平等を考えさせられる作品。差別や偏見に立ち向かう勇気と寛容さを教えられる。