過去との精算
最初のスターリングテロップでディカプリオが出ていたのでどの役かなと思いながら見ていたが結局見当たらずエンドクレジットまで来たらまさかのアーニー役をやっていて驚愕した。いや~わかいなディカプリオ!演技やわずかな仕草がかなり実際の知的障害を持っている人に近かったと思う。
テーマは過去、そして街との決別だと感じた。ラストは爽やかに描かれているが、裏を返せばやっぱり親の存在が一番の足かせになっていたのかなと考えるとかなり重い内容に感じた。
誰が悪いわけではないけどそれでも家族全体がけっして幸せではなかった序盤中盤の流れはどこか物悲しい。
いままでは決して行かないようにしていた大型スーパーに足を踏み入れたシーンがかなり印象に残っている。
悪い意味で全員過去に取り残されていたんだろうな。