憧れVS憧れ
原作の良さが全方面で増幅された映像作品はめったにお目にかかれない。
しかし本作品はいつも、軽く見る側の想定を上回るレベルに仕上げてくる。
本当に度し難い素晴らしさとしか言えない・・・
まず何がいいって戦闘描写が圧倒的に原作よりもわかりやすいしエフェクトマシマシで臨場感がすごい
それと音楽ね・・・ケビン・ペンキンさんまじで日本アニメ界トップクラスの作曲家ですわ・・・もっと他のアニメでも起用してくれ頼む・・・
総集編からのテーマ曲として使われているrebirthが本作のサントラCDに加わっていて泣いた
ストーリーは原作からの度し難さを継承
映像化されるとやっぱり辛さもすさまじい・・・(今やってる深層部の話とか映像化されたらどうなっちゃうんだろうか・・・)
メイドインアビスの最大のテーマ性って、「人間一人ひとりの違った願い(欲求)をどこまで認められるか」だと思っている
この考えが最も具現化されているのがこのボ卿編だったが、映画版でもこのテーマ性を十分に感じられるように作られた作品だったと思う
ボ卿をただ単に悪といえるのか、リコだって狂気という観点から見ればある意味同じようなもんなんじゃないのか
考えれば考えるほどわからない
人間というのは大変むずかしいですね・・・(ボ卿風