グリーン

カリフォルニアのグリーンのネタバレレビュー・内容・結末

カリフォルニア(1993年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ブラピのサイコっぷりが凄いとのコメントが多かったから、今じゃなかなか見られない役かな?と興味本位で観てみた。

確かに凄い。

本格的にヤバいやつを演じている。
見た目も性格も、全てが汚らしく見えるアーリーを見事に演じ切っている。

でも、それだけじゃない。
アーデル演じるジュリエット・ルイスの演技も見ものだ。
「愛してたけど、あんたは悪い」と老女を逃したアーデルの最後が切ない。
あんな態度取ったらアーリーは絶対に引き金を引くに決まってる。
でも、彼女は自分がアーリーに殺されることを分かったかな?
彼女じゃそれを理解するのは難しいかも知れない…
ラストの、テープに吹き込まれた彼女の「私たちを忘れないで」「他に友達っていないから」の言葉や、4人で写った写真にもグッと来てしまう…。

アーリー、あそこまでおかしいのは絶対病気でしょ…っていうのは分かるけど、最低なものは最低なんだ。
それなのに、彼の最後もスッキリ出来なかった。
ブラピの演技の力のおかげか?

しかし、まさか「Xファイル」のモルダーも出てるとは思わなかった。
キャリー役の女優さんも綺麗だったなぁ。
グリーン

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