カリフォルニアの作品情報・感想・評価

「カリフォルニア」に投稿された感想・評価

理解し難いのに目が離せない、振り回される。たしか2人は付き合ってたよね?
粉雪

粉雪の感想・評価

3.0
ブラット ピットが2枚目俳優扱いを拒否するかのように、汚れ役を演じてます。ピット演じるイかれた男が、気持ち悪いやら、怖いやら。でも、こういう役にも挑戦し続けた結果、今のピットがあるのかも。
てるる

てるるの感想・評価

3.3
みーこさんのレビューに触発されて久しぶりに観てみた!

その昔Xファイル好きだったから、ブラピよりもドゥカブニー目的で観た気がする。

そもそもイケメン俳優が苦手だったので、当時は「ブラッド・ピットぉ?どうせ顔だけだろ?」とか思ってました。完全にやっかみですねスイマセン!笑
「12モンキーズ」や「ファイトクラブ」を経て今では完全に好きですけどね!

でもこれ映画としてはイマイチかな…
ドゥカブニーが良い奴なのは分かるけど、完全にノーテンキ野郎過ぎて悶々とする。

あの彼女も最初は見た目で判断する嫌な人だなーとか思ってたけど、あんな彼氏なら彼女がこれくらいシビアな人じゃないとダメだなって思ったり。

ブラピもなかなかの汚れ役。
いともたやすく人を殺せる粗野なアーリー役を好演。
でも何と言うか、連続殺人鬼って感じじゃないんだよなぁ。
ただ行き当たりばったりで行動するだけの考え無し。

だから世に言うシリアルキラーが纏うような一種のカリスマ性が感じられない。
もちろんそういう役柄でない前提なんだろうけど、だからこそこの作品がそんなにヒットしなかった理由なんだろうなと思う。

「ダークナイト」のジョーカーしかり、「羊たちの沈黙」のレクター博士しかり、悪役が魅力が作品の魅力に比例する。
ブラピの汚れ役としては「12モンキーズ」のほうが衝撃だったし。

でもこの作品で1番魅力的で可哀想なのはジュリエット・ルイス扮するアデール。
辛すぎる過去の経験から悪い男(アーリー)に引っかかってしまい…凄く純粋で、だけど周りに気を遣って健気に振る舞う姿が痛ましい😭
この頃のジュリエット・ルイスは本当に芸達者だなって思う。

あと残念なのはアーリーの保護観察官。
片手がフック船長よろしくカギ爪になってて濃いキャラにも関わらず、出てくるの序盤だけでアーリーが州外に出たことすら気付かない役立たず。
コイツがもっとアーリーを執念深く追いかけるとかだったらもう少し面白くなった気がする…

このレビューはネタバレを含みます

○ブライアンらが残虐な事件を取材する中で、アーリーという残虐性を目の当たりにするという、かなりブラックな映画。

○今作において、特に4人のパワーバランスが非常に大事なのだが、ブライアンらがチンピラにしか見えず、聡明に見えないのがもったいない。変なやつに引っ掛かったおバカさんとまではいかないが、危うくという印象。デヴィッド・ドゥカヴニーは今作を体現する俳優ではなかった(製作側の力不足もあるだろうが)。

○アデルの一人称の訳が「あたい」はさすがにない(笑)。
xyz

xyzの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

腕を肩より上げて銃を上から撃つのが90年代前半の流行りだった。
もちろんアメリカの話し。
黒人ギャングのスタイルで、白人のアーリーはこのスタイルで銃を撃っている。
この男は粗野で品がなく間違いなく高学歴ではない。歩き方、喋り方、食い方、ビールの飲み方、ゲップ、目つき、小汚い髭ヅラ、1/3が穴の靴下etc.
仮釈放中でトレイラーハウスに住んでいて、ドラッグ売買で金を持っている黒人ギャングよりも底辺に位置していると言っていい。それを象徴しているのが腕を肩より上げて撃つ銃の撃ち方だ。意識しているかどうかは問題ではなく、黒人ギャングに影響されている時点で彼らより「下」だ。

アーリーと同棲中の彼女・アデールは場末のダイナーで働いていて、アーリーに気を遣い、支配され、依存している。
学がなく親に愛されずレイプされた過去があり、そのせいで知的障がいがあるようにも見える。しかし、他者に優しく争いを好まず天使のようにピュアだ。

ライターのブライアンと駆け出しフォトグラファーのキャリーのSnobカップルが、ガソリン代節約のためにアーリーとアデールのPoor Whiteカップルを乗せてシリアル・キラーの殺人現場を取材しながらカリフォルニアを目指すのだが・・・

アーリーが人を殺す理由は、劣等感とそこからくる他者への支配欲だ。理性と道徳心と社会性の欠如がそうさせるのだ。
社会が生んだ殺人鬼で、生まれついての殺人鬼ではない。

アーリーもアデールも謂わば社会の犠牲者で、だから互いに依存しているのだし、押し入った家のお婆さんを逃がそうとしたアデールをアーリーは撃ってしまうのだ。まともな感覚だと「なぜ殺す?」と思うのだが、アーリーにとってはアデールは裏切った訳で、それはそのまま殺すということになる。それがアーリーの"正義"なのだ。アーリーが身勝手であればあるほど、アデールが殺されたことが悲しくやるせなくなる。

最後はカリフォルニアで落ち着いた生活を送るブライアンとキャリーの視点で語られて終わるが、これは言ってみれば普通の生活を送っている(はずである)我々観客の視点で、どこにも居場所が無かったアーリーとアデールの悲劇との対比を強調していた。

KALIFORNIAの”K”は、KILLERの”K”で、94年当時はそれがKOOLに思えたのだが、今見るとSnobの幼稚なお遊びにしか見えないのは自分が年齢を重ねた証拠だろう
Toku

Tokuの感想・評価

2.4
気になった言葉
人は出会うと、最初はお互いの違いが気になる。
だがやがて似た所が見えてくる。
それが友情の始まりだ。

気になった音楽たち
(Get Your Kicks On) Route 66/Asleep at the Wheel
Look Up to the Sky/The Indians
シリアルキラーを研究し、その小説を書くために、実際に有名な殺人現場を訪れる男女2人を襲う恐怖を描いたスリラー。

旅費を浮かせるために募った同乗者が実はシリアルキラーだったという皮肉(しかもそれはブラピ!)。
冒頭の雨中や給油所での殺しは結構リアルで残酷だったけど、中盤からは砂漠での旅で中弛みしてます。
そしてモルダー(ドゥカヴニー)と殺人鬼ブラピのコンビって何か合わない感じがするけど、そこが新鮮で見所すかね。
あと写真家の女がもろセクシー下着でそこも良かった。
けっこう前に観たので今作の殺人の理由は覚えてないけど、エドゲインとかそういうサイコ系だったのかな?
純粋にサイコスリラーとか、犯罪系のミステリーを楽しみたい人にはお勧めできないけど、意外なブラピ物としてはアリかも。
殺人鬼は病院に入れるべきで死刑なんかにはするべきじゃない的な考えを持つ作家志望の男とその彼女が、車で憧れの地であるカリフォルニアを目指しながら殺人現場巡りをしようとするが、旅費割り勘のために募集した同乗者が殺人鬼だった的な話。
ブラピ演じるアーリーがじわじわと本性を現してくる過程は緊張感ヤバいし、確信的な状況になってからも会話シーンが多いので観ているこっちもアーリーに対して興味が沸いてきちゃうし、奴がおかしい事を言っているのは理解していても耳を傾けたくなる。「ドア」ってやつにどれだけ魅せられていたのだろうか。
アーリーの彼女は知能がヤバい。まぁ彼女についてはいろいろ分かるんですけどね。
アーリーの掘り下げは大してなかったので深い殺人鬼という印象は残らなかったけど、最後は切ないような不思議な余韻が残る。なかなか好みでした。
ブラピは育ちが悪そうな役が似合うなあ。
Canape

Canapeの感想・評価

3.4
記録 カリフォルニアを目指す旅路。破滅的で見た目も中身も悪すぎるブラッド・ピットとロリロリメンヘラの真骨頂を見せつけたジュリエット・ルイスがすごい。
ブラピじゃなかったらと思うと、このドラマとキャラのバランスはなかなかいい。ジュリエット・ルイスの演技も素晴らしい。

サイコパスものとしては美しすぎるが。

脚本4
演出3
映像2
俳優4
印象3
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