これで半分。まだまだいくぞ。
3部作×4シリーズ、ぐるぐるローテーション。
Part.Ⅶ、2周目②。
いよいよ、話が混沌としてきた。
3部作は1作ずつが完結してるパターンとそうでないパターンがあって、これは後者。
だから、3部作で1つの物語を3分割にしてる感じが強い。つまり、この2作目は中継ぎの巻。
さらにこのシリーズ、ダークファンタジー色とミステリー色とホラー色を兼ね揃え、“黒騎士”なる人型の悪霊というか謎の化け物がチラつく中で、“悪夢”と“悪魔”が絡み合い、“幽霊”が現れ、2作目でなんと“魔女”と“妖怪”なる更なる要素を乗っけてくる。
暗澹とした田舎の村落で起きる凄惨な事件の捜査、推理としては情報量盛り盛りシリーズ。
もう“全部乗せ”みたいな。すごいな、ロシア。
もし、1作目と間隔が空いて観てしまったらもう何のことかわからなくなりそう。
とにもかくにも、前作では、主人公ゴーゴリが謎の連続美女殺害事件の真相を追うも、謎は解けず。
その代わり、自分が見続けている“悪夢”の謎が分かり始める。
その“悪夢”は“あっちの世界”と繋がっていて、その力を使うも使わないも、使いこなすもこなさないも、彼次第だと気づき始める。
それを気付かせたのが“幽霊”。その“幽霊”は“あっちの世界”から、彼に呼びかける女性。
この2作目ではその“悪夢”に悩まされながらも、引き続きその事件の捜査を続けていると、次の殺人が起きる日の法則を突き止める。
が、後手後手に周り、なかなか危険を回避できない。
彼の大切な人にも危険が降りかかり始め、、、そうこうしているうちに“魔女”が現れ、“妖怪”を、、、。
本当によく観てないと、ゴーゴリが何の謎に振り回されていて、どの謎にアプローチしていて、誰が誰に殺されているのか、ついていけなくなる。
、、、実際、ついていけてない気もする。
しかも、出てくる謎が多すぎる割にほとんど解決しないまま、ちょっとずつ繋がったり、、、これは大変なシリーズを掘り当てた。
だけど、前回も言ったけど、“美女”が連続で殺される話がベースにあるので、麗しい女性が次から次に出てくる。
貧しい村での出来事だから、その女性のほとんどは着飾ってもいないが、それが逆にドキドキするというか、、、みんな、綺麗過ぎでしょ、どうなってるの、この村。
味方の少ないゴーゴリに理解を示す眼鏡の医者のおっさん。
医者としての腕は確かで解剖によってゴーゴリに色んなヒントを与えてくれて、それなりに話し相手にもなってくれるが、、、どうにも頼りない。
ゴーゴリもキャラクター的に大人しく、少しずつ関係を作ってはいくが、立場も強くない余所者だから、捜査も行き詰まりがち。油断してすぐピンチになったり。
そこに“幽霊”の女性が、たぶらかしてるのか、気にかけてくれてるのか、ゴーゴリの周りをウロウロ。
目の前には待ったなしで美女が殺されて、、、“魔女”と“妖怪”が、、、でも儀式を終わらせないと、、、でも待って、“黒騎士”も、、、。
もう、いよいよ以って前途多難すぎるゴーゴリの捜査。
もちろん、今回も、それらは解決、、、しない。
これで、役者と謎は揃った、、、のか。果たして。
ゴーゴリ、これ、どうする。最後までやれるか、大丈夫か。早くしないと、美女が、村が、全滅だぞ、これは。
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