SONIA

レイジング・ブルのSONIAのレビュー・感想・評価

レイジング・ブル(1980年製作の映画)
3.4
実在の人物がモデルになっているらしい。
ボクシングは強かったのかもしれないが、人間的にはかなりのクズ。特に妻に対する嫉妬は病的ともいえるもので、ドン引きした。
それを人間らしいとか男の弱さとは思えなかった。クズはクズだ。

だがそのクズをデニーロがとてもよく演じていた。
体重の増減を始め、栄光の光と影、主に影の部分がリアリティあってよかった。

弟役のジョー・ペシもいい俳優だ。ギャングものの脇にいつもいるイメージ。

一番幸せだった頃だけがカラーで描かれていたのが印象的だった。
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