浪川リオン

ストレンヂア 無皇刃譚の浪川リオンのネタバレレビュー・内容・結末

ストレンヂア 無皇刃譚(2007年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ベストムービーに入れたいがために今更レビ(略)

4度劇場に足を運んだ『プロメア』とコレのどちらをベストムービーに入れるべきか迷ったけどやはりこちら。その主たる理由は個人的な好み。言い換えるならば性癖。

私自身が昔から… 幼少期から何故かか大好きな日本刀が単なる小道具としてではなく、刀を鞘から抜く事、あるいは抜かない事の意味が丁寧に描かれた作品だと思う。

また一人の剣士が、あるいは一本の刀が最大限できる事を描き切ってもいるように感じ取れて、そこも本当に好きな部分。

勝手な解釈だけど、「痛みがある方が、生きている気がする」というセリフはやせ我慢ではなく"名無し"自身が『過去に自分のした事の罪を認め、受け入れた』という心理の表れだと思う。

あとこれは本当に余計なお世話だが、冒頭の山賊達が持ってる刀、ちょっと持ち直したりするだけでカチャカチャいうんだけどそれ目釘があり得んほどゆるんでる事の証拠だからすぐ新しいの作って入れた方が良い。

チャンバラ好きと犬好きな人、あと巨大感情好きな人は絶対見たほうが良い映画。

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