どこに向けて作られた映画なのかわからない。
歴史について深い考証があるわけでなく、夫婦愛ものにしてはそれらしき描写もなく、真面目な映画に見せかけて、男性を女性役で出したり、なにを見せられてるのか判断に困る。
てか竹中直人苦手だわ。
役の人物もかなり不快で、苦手な役者が不快な人物を演じるというマイナスからのスタート。
ワンマンだとか、九州男児気質とかはまあ置いといて、旅館に人を泊まらせといて金を払ってない、その前もつけにしていて長い間払ってないというエピソードでもうダメ。
こういう人の金を軽く見る人間って本当に大嫌い。
そこからは何をしようと良い印象を抱くわけもなく、印象良くするエピソードがあるわけでもなく。
てか後半働きもせず奥さんにおんぶに抱っこで、邪馬台国の位置の証明もせず、って、なんなのこの話。
なにも起きてないじゃん。
序盤のバスのエピソードも、それによって何かが変わりもせず、ただこういうことをやりましたってだけで速攻おわっててなんなの？
