サーフ

決闘者のサーフのレビュー・感想・評価

決闘者(1956年製作の映画)
2.7
TSUTAYAの「発掘良品」コーナーで見つけた作品その3。
内容としては「西部劇」作品。

この「決闘者」という映画だけど西部劇作品らしい男のロマンが詰まった作品、ではない。

この映画で描かれるのは平和で秩序が保たれた町が1人の男によって無法地帯になっていく様子。
たった1人の男が住民達の本性でありどす黒い感情を表に引きずり出し、人間の恐ろしさや浅ましさをスリリングに描き出してゆく。

「決闘者」という題名の通り、決闘シーンでこの映画はクライマックスを迎えるが80分もない尺でそれぞれの登場人物を深く描いておらず、決闘シーンに対する見ている側の熱量が低い。

スリラーとして「1人の人間が周りの人間を狂わしてゆく」というテーマは面白い。
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