方眼

抜き射ち二挺拳銃の方眼のレビュー・感想・評価

抜き射ち二挺拳銃(1952年製作の映画)
3.9
1952年”The Duel at Silver Creek”。砂金が出るシルバー・クリーク。採掘権強盗団に父を殺されたルークは”シルバー・キッド”となり、ポーカーと早撃ち二挺拳銃で仇探し。保安官”ライトニング”タイロンは強盗団退治で右肩を撃たれ、頼りの銃さばきに影響が。謎の美女オパルと兄ロッド、町の小悪党ジョニー・ソンブレロ、保安官に惚れててキッドに惚れられる少女ダスティ。あとチョイ役で若きリー・マーヴィン、顔が主張。キャラ配置はホークス西部劇みたいだが歌ったりしないのでタイト。シーゲル監督、初の西部劇、すでに高低差のカメラワークが特徴的。ノアール風味、ストーリー展開早く、編集テンポがTV劇風で詰め込み過ぎ。ネックレスなどの小道具インサートは的確。キスしてると必ず割り込まれる天ドン。シーゲル作にほぼ爆破あり。保安官の独白でストーリーは効率よく進むが、その主観と彼がダマサれてる場面を一緒に演出するのは、ちとフェアじゃない気がする。
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