LEE

新少林寺/SHAOLINのLEEのレビュー・感想・評価

新少林寺/SHAOLIN(2011年製作の映画)
4.8
久々の鑑賞
ベニーチャン監督が豪華キャストで贈る少林寺映画
やはり期待を裏切らない傑作に仕上げている

ストーリーは2時間越えの堂々たるものでその時間に見合う、いや足りないとも思えるような重厚なものになっている
サクッと勧善懲悪モノをみたいという人にはあんまり合わないかもしれないけど個人的にはドツボにハマる面白さだと思う(ベニーチャン監督の作品はハリウッド志向が強いので長いしド派手なイメージ
娘の死を経たアンディが過去の自分の写し鏡といってもいいニコラスを暴力ではなく言葉で改心させるという構造は見事だしキャラもそこそこ多いもののどのキャラも魅力的に仕上がっていると思う(ジャッキーはいつものジャッキーw


アクション面もやはりベニーチャン監督作品なので抜かりはない
肉弾戦だけにとどまらず馬車チェイスやラストの少林寺爆破などやりすぎ!ってぐらいやってます笑
本物の少林寺出身のシンユーも熊欣欣と戦ったりしていてカンフーも見応えのあるものに仕上がっている
ナイスガイもびっくりのジャッキーの料理拳法もいい感じ(イキナリ感はあるけど

ボリューミーな作風が好き嫌い別れる気はするけど個人的には文句なしの一本
ラストのアンディの悟も心に染みる……
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