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まほろ駅前多田便利軒のoliveのレビュー・感想・評価

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)
3.6
松田龍平と瑛太、なんとなく探偵はBARにいる的なちょっととぼけた話かと思ってたら意外にも深刻な話だった。
「赦されたい、許したい、忘れたい」この言葉に集約されていると思った。
虐待、薬、ストーカー、LGBTの子供、etc、それぞれが絡み合ってるのだけどちょっとてんこ盛り過ぎる気もした。
瑛太の最後の独白は物凄く迫ってくる、リアルで見事。松田龍平の闇を抱えつつ暴力的な反面繊細で優しい感じもやはり凄くよかった。そしてちょっとしか出ない岸部一徳と麿赤兒の存在感はさすが。
続編もあるみたいだからまた観てみよう。
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