上海十月

悲しい色やねんの上海十月のレビュー・感想・評価

悲しい色やねん(1988年製作の映画)
1.8
88年ですか。バブル真っ最中。藤谷美和子の肩パットの厚さが時代を感じさせます。経済舎弟という言葉も出始め反社と一般の区別ができなくなり始めた事を思い出す。森田作品なんで所々不思議なシーンを入れ込んでくる。しかし、話が結構、破綻していて、全く共感できない。上田正樹の名曲が台無しになっている。本人も出てるけど。石田ゆり子のデビュー作で現在のようにブレイクするとは、思えない。この時期本当に日本映画は、危機的だった。だから森田芳光は、日本映画を背負わされるハメになった。不思議なヤクザ映画作るハメになった。
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