爆発頭のビジュアルだけしか知らなかったので鑑賞したが、これなら観ないままでいたほうがまだ幸せだったかも(笑)。冒頭こそゴダールの「アルファヴィル」っぽいSF的な風味が感じられたものの、その後は赤ん坊の繰り返し差し込まれる泣き声を筆頭に感情の耐久値を削ってくる音、カエルとかミミズとか個人的にも一番苦手な連中wのお出まし、そして正直画面を観ていたくなくなるような気持ち悪い造形や描写のオンパレード。登場人物たちの会話に入り込んでストーリーに逃げようにも残念ながらそれも許してもらえず。これを観るともうデヴィッド・リンチとか観るもんか、と思うのだが、でも「マルホランド・ドライブ」や「ストレイト・ストーリー」みたいな例外もあるから結局今後も観るんだろうなあ。
