難解ダァ！ツインピークスとかでもそうだけどこの人の作品は理解しなくていい部分も往々にしてあるのでわからないところは解説を読もう。
まず赤子問題なんだけど子供が生まれたことによる夫婦間の確執やそれによって起こされる問題に対する恐怖や不安を描いてるのかなぁって何となくわかる。
でも赤子がグロテスクな身体を包帯で隠してたり髪型がイレイザーヘッドでそこから鉛筆の消しゴムが生成されるのは絵的な面白さもあるけどわからないままだった。
モノクロでアート的な雰囲気抜群だし
これはカルト的人気になるよなぁといった印象。なんとなく塚本監督の【鉄男】を彷彿させる。影響下にあるのかな。
内容がマニアックなのにどこか絵本とか寓話的な感じもする。
相変わらずフリークスや変人は出てくるし
美人も登場するしツインピークスのブラックロッジみたいなデザインも出てきてリンチの初期作品にしてその後の作品へ引き継がれていく要素がたくさん見られたし
いい意味で最初から作りやフェティッシュな所も変わってないんだなぁと再確認。
そんな映画。
