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プリンセスと魔法のキスのadeamのレビュー・感想・評価

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)
1.5
ルネサンス終焉後の過渡期に制作されたディズニー長編アニメーション。
自分のお店を持つという夢のために努力する少女が、街の支配を目論む魔術師によってカエルに変えられてしまった文無しで遊び人の王子と出会い、元の姿に戻るために共に奮闘する物語です。
初の黒人主人公が公開当時話題となりましたし、ニューオリンズを殊更強調してジャズ風の音楽を鳴らし続けるので、劇中の大半で姿を変えられていることに意味が出るのかと思いましたが、特に触れられず拍子抜けでした。
ただ内容的にはいつもの子ども向けファンタジーだったので、社会的なメッセージを込めた黒人だからこその展開にしなかったのは良かったと思います。
とは言えあまりに引っかかりのないストーリーは印象にも残らない気がしました。
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