ポケ文太郎

ジャイアンツのポケ文太郎のレビュー・感想・評価

ジャイアンツ(1956年製作の映画)
3.7
ジェームズ・ディーンの数少ない出演作中『エデンの東』と『理由なき反抗』は何度も観てますが本作は遥か昔大昔小学生の頃に観たきりで、J・ディーンが油まみれになった場面くらいしか覚えていませんでした

J・ディーン生誕90周年記念上映という事で「生きているうちに大スクリーンで鑑賞できるのはこれが最後」と劇場鑑賞いたしました

物語は、20世紀初頭、テキサスで大規模牧場経営をしている家族の大河ドラマ✨
50年代の作品なのに人種差別や女性の自立を扱っています👍

主要キャスト3人とも撮影当時は20歳代
後半の老けメイクをしてもエリザベス・テイラーとロック・ハドソンはカッコいいままなのです
ですがJ・ディーンは本当に歳をとったかのごとくの風貌で演技も見事にいやらしい中年になりきってました!
改めて本当にいい役者だったんだなぁ〜と実感しました

本作には『理由なき反抗』に引き続き若かりし頃のデニス・ホッパーが出演してます
今見ると本当にイケメンですね
またキャロル・ベイカーも出演、まだ初々しい感じです♡

家具や調度品が豪華で本当に本物なんでしょうねぇ
カメラワークや画面の構図が舞台ぽいと思いましたが、まぁ50年代の映画ですからね

本作がJ・ディーン最後の作品
享年24歳
本当に若すぎる…
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