ちろる

ファザーファッカーのちろるのレビュー・感想・評価

ファザーファッカー(1995年製作の映画)
3.7
淡々としてるんだけど、そこで行われるおぞましい現実との対比がとても気味が悪かった。

現実から気持ちを逸らして、感情を持たないで生きるような主人公や、義父が唱える「ちゃんとした家」の中でちゃんとした母親を演じるフリをする桃井さん演じる母親も、そして一番頭のおかしい義父も。
なにもかもが救いがない。

内田春菊が自分の子供の頃を、モデルにしたと聞いてそのことが一番ゾッとしたな。

ティキティキ!
ちろる

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