レッド・ドラゴンのtyapiokaのレビュー・感想・評価

レクターの安楽椅子探偵感は薄れたが、主人公の不幸体質ながら実直に頑張る姿は面白い。何発撃って何発撃たれるの、という感じ。結局、犯人の目的やドラゴンについては消化不良だったが、それでも死んだと思ったら生きてた系のエンタメと最初から見えているヒントとしてのミステリーはフェアでよかった。何やらかすかわからない犯人は求心力があるし、車椅子のシーンは印象的。