おとりさん

八つ墓村のおとりさんのネタバレレビュー・内容・結末

八つ墓村(1977年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

2/15まで、松竹のYouTubeチャンネルで、無料公開していたので、久しぶりに見てみた。
感想は記憶以上に何でもアリのトンデモ映画だった。

主軸はもちろん、渥美金田一のミステリーもの。
彼が事件調査しているクダリは、芥川也寸志のテーマ曲とあいまって「砂の器」テイストでしみじみ。(同作とスタッフ同じなもんで)

冒頭、尼子の武士たちが逃亡するクダリは、遠景から崖を落ちる武者をとったりして、いやぁスタントの人、無事で済んだんですか?と、心配しきり。
角川のアクション映画を思い出す。

角川映画似といえば、落ち武者8人の惨殺シーンやら、有名な32人殺しのシーンは、露出多めで過剰。
これって時代なんかなぁ。

最終的に洞窟内の追いかけっこは、ラブ・ストーリー、ファンタジー?
日本神話の黄泉平坂のクダリを思い出しましたよ。

小川真由美、ってヴィランだよね。
変貌シーン、「異人たちとの夏」の名取裕子とかぶったわ。
(「異人たちとの夏」、松竹YouTubeで3/1〜2週間限定無料公開だって)