このレビューはネタバレを含みます
久々の投稿
私の居住している北海道はすっかり寒くなり最早晩秋
今日は何処にも出掛けないぞ!
と確固たる決意を持って昼間から芋焼酎のお湯割を嗜んでいた昨日の日曜日
お供はこちらの映画
嗚呼…
限りなく好きなんだよなあこういう映画…
っていうか小説?
さて
ある日いきなり
宇宙船団がやってきて「銀河ハイウェイ建設工事の立ち退き期限が過ぎたので、工事を開始する」と言って地球を破壊されてしまうとしたら貴方ならどうする?
ちょっと待って?
それはいきなりすぎるでしょ?
立ち退き期限が過ぎたって…
そんなコト聞いてないよ!
いや、お伝えしてましたよ?
50年前からアルファ・ケンタウリ(ケンタウルス座α星←太陽系から一番近い恒星 約4.3光年しか離れていない)にある出張所に地球年で50年前から公示されていましたよ?
見てなかったんですか?
はは〜ん…
貴方たち人間は地球上の生命体で一番自分達が賢いと思っているようですが、実は3番目で、2番目はイルカなんですよ
イルカは工事を知っていて期限までに立ち退きました
その際、親切にも人間にその事実を教えてくれるが、貴方達人間は愚かにもイルカの言っていることを理解できなかったんですね
それがオープニング曲の「The Dolphins」
イルカ達が歌ってる
歌詞の内容
「さようなら、いままで魚をありがとう」
そんなんわかるか!
ボカ〜ン…
地球は爆発しました!
いやあもう
オープニングからして秀逸です
地球人の生き残りのアーサーが「銀河ヒッチハイク・ガイド」を片手に宇宙を渡り歩くんですが、ブラックジョーク、シュール等々ブリティッシュジョークのオンパレード!
こういうのが好きな方には堪らない映画でしょうが、苦手な方には本当に苦痛な2時間だと思います
まあ…
イギリスの映画だからねえ…
因みに
私はこの映画(小説)のおかげで「42」という数字にとても愛着が湧きました
そして
芋焼酎はやはりお湯割に限ります