ひでG

僕の初恋をキミに捧ぐのひでGのレビュー・感想・評価

僕の初恋をキミに捧ぐ(2009年製作の映画)
1.2
最高気温37度の酷暑の休日。
家のDVDを整理する為、時間があったので視聴。【家族が撮っていたんだね】

まあ、映画にもいろいろあるから、全部を真面目に見なくても評しなくてもいいんだろうけど、
頑固オヤジに一言だけ言わせてね〜

映画で難病とか不治の病を描くなら、せめてきちんと描こうよ。

病気やそれに苦しむ人をちゃんと描こうよ。

病気を涙を誘う【道具】に使うのはやめようよ。

元気な子が突然命を落とすことだってあるけど、これは物語の進行上、
【病で若くして死ぬことを利用してるだけの話】に見えるよ。

第一、心臓病なのに全然見えないし、全寮制に入っているし、全力疾走で彼女を取り合うし、「ありえない〜!」ことが多過ぎ。

1番良くなかったのは、彼女を狙っていたモテ男が交通事故にあって、ドナーが!みたいになるシーン。
あれはひどいよ。
あーゆーのはきちんと描かないと。
ドナーが誰だかわかるなんてありえないこと。
嘘を若い人に教えちゃダメだよ!

ご都合主義だけで、病気や移植を描くのは【不道徳】で不愉快だよ!

そんなに大名作じゃないけど、アメリカ映画の「きっと星のせいじゃない」と見比べてみて。

病の中愛し合うってこと、このくらい【真摯】に描かないと!


岡田将生が井上真央に「セックスしよ〜」のセリフは自然でよかったけど、

そのほかは【ありえない大集合!】

病気や若い死を【道具】に使うな!

って、頑固オヤジ、酷暑日に吠えるの巻!
ひでG

ひでG