K

プラン9・フロム・アウター・スペースのKのレビュー・感想・評価

3.0
「アメリカで最低の映画監督」と言われる監督の作った「史上最低の映画」。透明な糸の見える宇宙船。ベラみたいなゾンビの奥さん。ものすごくウエストが細い。この映画なにかが変だ。なんの話を見せられているのか分からなくなってくる迷走感。B級またはC級Z級であろうと楽しめる作品もあるけど本作はなかなかレベルが高い。英語の分からない自分でもなんとなく分かる演技の下手さ。昼になったり夜になったり時間の経過が分かりづらい。モブがいないことも作り物感に拍車をかけている。全体的に安っぽいけど工夫は感じられるので憎めない。警鐘的なメッセージも真面目。「初めて聞く金属の音だ」。「バーカ!」に笑った。
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