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7つの贈り物のliamのレビュー・感想・評価

7つの贈り物(2008年製作の映画)
2.9

監督は「幸せのちから」のガブリエレ・ムッチーノ。主演は「ハンコック」のウィル・スミス、「イーグル・アイ」のロザリオ・ドーソン、「10日間で彼女の心をうばう方法」のウディ・ハレルソン、「セントアンナの奇跡」のマイケル・イーリーなど。

過去の事件により心に傷を負った謎の男ベン・トーマス(ウィル・スミス)はある計画を立てていた。親友のダン(バリー・ペッパー)にだけ打ち明けられた計画は、見知らぬ7人の他人に彼らの人生が変わるような贈り物をすることだった。そして計画実現のためには、その7人でなければならない特別な理由があった。

序盤はベンが何をしたいのか良く分からないままストーリーが進んでいく。
中盤以降は少しずつ話が見えてきて彼のしたい事が分かってくる。

それが分かってからが恐らく感動ポイントなんだろうが、正直理解ができない。
過去に過ちを犯してから何か罪を償いたい気持ちは分かる。ただ何故その償う相手が被害者の関係者ではないのだろう。ただただ過去に絶望した自殺願望者の自己満足にしか見えない。

全ての目的が明らかになった後もその内容について全然納得できない作品は珍しい。笑
正直これでは全然感動はしない。

邦題も7つの贈り物って書いてあるが、1つ1つにエピソードの濃さが違いすぎて、あまりマッチしていないように思える。

内容に納得ができない映画。
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