liam

あの頃ペニー・レインとのliamのレビュー・感想・評価

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)
4.1

監督は「ザ・エージェント」のキャメロン・クロウ。出演は「SPUN スパン」のパトリック・フュジット、「Dr.Tと女たち」のケイト・ハドソン、「ウェイキング・デッド」のビリー・クラダップ、「ワンダー・ボーイズ」のフランシス・マクドーマンドなど。

1970年代。教育熱心な母に育てられた少年ウィリアムは、家出した姉が残していったレコードをきっかけに、ロックにのめり込んでいく。やがてウィリアムは、自分の書いた音楽記事を伝説的ロックライターのレスターに送って才能を認められ、彼が編集長を務める音楽誌で記事を書き始める。さらに有名音楽誌ローリングストーンからも声が掛かり、仕事をもらうことに成功。取材のため、ブレイク間近のバンド「スティルウォーター」のライブ会場を訪れたウィリアムは、楽屋でペニー・レインと名乗るグルーピーの少女に出会う。

監督自身の経験を基にした青春音楽作品。
どんな作品か知らないで観たが、ロック好きの自分からすると最高だった。

1人の少年がバンドツアーに付き添いながら成長していく物語。親との関係や、恋愛、友情まで含まれており最高。自分を投影して心を動かされる人もいそう。

キャラクターが皆魅力的なため、複数のエピソードが連続していくような構成でもしっかりと面白くできている。
また何と言ってもペニー・レインの存在感は凄い。これほどチャーミングでミステリアスな女性がいたら、年頃の男の子は誰でも惚れてしまうだろう。

劇中曲も好きな曲ばかり。ベストタイミングで良いシーンに流れるから、この映画の魅力を引き出している。

素晴らしい青春の映画。
liam

liam