デニス・ホッパーは数える程しか観てない。なんだったら『ブルー・ベルベット』のインパクトの大きさに後ずさりしたまんま。
ただ、何故かこのカッコ良いジャケは気になってた。
う~ん。難解。正直、意味が分からなかった。
… けど自分なりに解釈すると、コレは映画を、映画業界を最大級に皮肉った作品と捉えたら良いのかなぁ。。。
映画業界にどっぷり浸かった先に待ち受ける落とし穴(現実と虚構の境目が無くなる)をとんでもなくシニカルに描いた作品と言うか。
緑が美しいシーンで流れる曲の意味深な歌詞、印象に残る台詞たちが難解さを煽る反面、哲学をも匂わせる。
とんでもなく緩急を効かせた映像と大胆な編集は、意地悪に見るとカッコつけな印象も受けたり…。
頑なに食指が動かないホッパー初監督作品にして大ヒットとなった『イージー★ライダー』を鑑賞してたら、もしかしてもう少し楽しめたのかなぁ…
俺は罪を犯した
告解したい
どんな罪だ
映画だ