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ハリー・ポッターと賢者の石のkanacoのレビュー・感想・評価

4.0
世界的ベストセラー『ハリー・ポッター』の実写映画1作目。子供向けのファンタジーなるも魔法な世界観と冒険に満ちたストーリーは大人も夢中に!凝った舞台美術と音楽によって完璧に構築されたワールドは素敵でワクワク!ハリー、ロン、ハーマイオニーを初めとしたキャラクターの初々しさも良い感じ🥳(140文字)

****以下ネタバレあり&乱雑文****

サンリオ人気キャラクターのプロフィールを読んで、思い浮かんだ映画を見るが楽しくなってきちゃったのでちょっと続きます(ご興味のない方すみません)。

2023年サンリオキャラクター大賞で47位〈パタパタペッピー〉。1992年デビュー。みなさま、この〈ペッピー〉という探検好きの元気なミミズクの男の子をご存じでしょうか?幼稚園時代の私の“最押し”です✨しかし、同世代の人に聞いてもこの〈パタパタペッピー〉を知っている人に出会わない…😥当時の他のキャラとは一風違った画風であり“ふんわり”としたタッチの絵柄。色味は青やネイビーが基調。シックで可愛かったのですけど…。やっぱり地味なのか人気が低い🙄

ミミズクのペッピーにちなんで、この世界的に有名なファンタジー映画をチョイス(つまりは全然関係ないってことです🥳)。ん??ヘドウィッグってミミズクじゃなくてシロフクロウじゃないかって?
……( 私' ^'c彡☆))Д´私):∵🤐

◆あらすじ◆
幼い頃に両親を亡くし、親戚のダーズリー家に引き取られ育った少年ハリー・ポッター。ダーズリー家から酷い扱いを受け孤独な日々を過ごしていました。そんなハリーが11歳になる頃、突然にホグワーツ魔法魔術学校からハリー宛に入学許可証が届きます。叔父たちの反対を押し切ってホグワーツに入学したハリーは友人たちと共に不思議と魔法、冒険に満ちた学校生活を送ります。そして学校のある“秘密”に気がつき…。

❶世界的ベストセラー『ハリー・ポッター』第一弾。不思議と素敵に満ちた魔法の世界へ

70以上の言語で翻訳され、世界で最も売れたファンタジーシリーズとなったベストセラー『ハリー・ポッター』シリーズ。その第一弾『賢者の石』を実写映画化したもの。子供向けのファンタジー映画ですが、そのファンタジックな世界観とワクワクする冒険に満ちたストーリーに大人も夢中になった記憶があります😊

イギリス魔法界で広く恐れられる闇の魔法使いヴォルデモート卿に襲われた家族の中で、唯一「生き残った男の子」だったハリー・ポッターが、両親と同じように魔法使いになるため魔法学校へ入学し、友人たちと共に学び冒険をして成長し、やがて魔法界全体を巻き込みながらも両親を殺害した宿敵ヴォルデモート卿と対決するまでを描く長編物語。

『賢者の石』はまだ魔法に触れてホヤホヤでキュートな1年生の時代。人間界からやってきたために魔法に触れたことがなかったハリーと共に、鑑賞者もちょっぴりダークでミステリアスな魅力に溢れた魔法の数々を初めて目の当たりにし、新鮮に楽しむことができる1作かと思います。

❷完璧に構築された魔法ワールドと初々しいキャラクターたちが魅力

凝った舞台美術と音楽によって完璧に構築された魔法ワールドが素晴らしいです。人間世界とは違うファンタジー世界が広がり、行ってみたいと思わせるような魅力に満ちています。出てくる小道具や設定…例えばキングズ・クロス駅の9と4分の3番線、ありとあらゆる魔法道具が売られているダイアン横丁、不思議に満ちた学校や寮の設備、入学式に新入生を4つの寮に振り分ける「組み分け帽子」、魔法動物に、個性豊かな教師陣と授業…などなど豊富な魔法ギミックが次々と繰り出され、飽きることなく画面に惹きこまれます。

また、お馴染みのハリー・ポッター、ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーの仲良し3人組を始めとして、ドラコ・マルフォイやネビル・ロングボトムなど生徒たちが(上級生も含め)幼くて可愛い!キャラクターも役者も演技も全てがひっくるめて初々しくてキュンとします。最終的な展開のことを知っているとエモーショナルな気分にも浸れました。

❸ハリー・ポッターシリーズのキャラクターはあまり好きではないのです…🤔

★辛口ですので本作品の好きな方、今後鑑賞を予定されている方はご注意をお願いします

ハリー・ポッターの魔法と世界観はとても好きなのですが、実は同シリーズのキャラクターは全体的にあまり好きではありません。その気持ちはシリーズ後半になればなるほど強くなっていくのですが、1をみたら最初から割とそういう雰囲気はあったのだなと思いました。

「可哀そうな不遇なキャラが実はエリートの出で、状況が変わったらやけに特別扱いされまくる」感がいわゆる“なろう”や“嫌われ”ジャンルみたいな雰囲気を連想してどうも苦手…。主人公ハリー視点は良いのですが、そのキャラクターの立場を相対的に向上させるための引き立て役化や、行動違反を武勇伝化される構成の感じがチラついちゃうのも苦手。特にハリーとダンブルドアにそれをきつく感じてしまいます。

ラストなんて、私がスリザリン生ならブチ切れますけど…。せめて1回目の結果発表を言う前に「ラストに追加点あり」って言って欲しい。昨今のパーティーゲームだってゴール後の〈賞〉加点を匂わせてくるよ?この仕打ちは私ならクソゲーオブザイヤーに認定しちゃうよ😂

なので、私は『ファンタスティック・ビースト』の方が好きだし、押しはニュートとジェイコブのコンビです😄💕

⚡🐝「冒頭のダーズリー家のシーンですが、今見たらハリーはまるで『オーメン』のようだし、手紙の届くシーンはまるでヒッチコックの『鳥』!来訪者のハグリットもなかなか怖くてホラーっぽい演出で面白かったです。

ホグワーツ魔法魔術学校の4つの寮、こういう設定も面白いですよね。自分だったらどこに入りたいかな~。私はファンタスティック・ビーストのニュートが好きだし、やっぱりハッフルパフかなぁ。周りも穏やかそうだし…🤔」
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