はる

ハリー・ポッターと賢者の石のはるのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

信じられん。
こんな話だったか。

私がハリーポッターだと思ってたものは異世界最強転生ものだったのかもしれない。ハリーは最強だった。
額の傷も疼いていたし。銀行にお金はたくさんあったし。

そして、ハグリッドの尻拭いをする11歳のいたいけな少年少女の話だった。

ハグリッドは登場シーン死ぬほどかっこいいし、チャーミングだし身寄りのないハリーの頼りにもなるしで序盤はめちゃくちゃイケてんのに。
......思い出すと物語のヤベェハプニングの8割はハグリッドのせいだったなぁ。
...銀行あたりからポロポロいろいろ漏らして様子おかしいと思ったんだよな。
そもそも、トップシークレットのお手紙に「TOP SECRET」って書いてるのが面白すぎる。シークレットにする気がない。
二つの大切な用事を一気に済ませようとしてはいけない。
本当に魔法学校のセキュリティは銀行よりも万全なのか?うそじゃん!
みたいな笑いが生まれる。ユーモアがある。

ハグリッドのおかげであんなことになったんだから、ダンブルドアもグリフィンドールを表彰するしかなかった。部下の不手際のお詫びということ...。
でも、表彰式の時スリザリン一色の食堂がグリフィンドールカラーに塗り替えられる瞬間のマルフォイの顔めちゃくちゃ辛かったな。11歳、こんなのってマジで酷い話だよ。最初からグリフィンドールカラーにしておいてくれ。
子供にする仕打ちじゃない。

クィレル先生のターバンがヴォルデモート隠しだったのも死ぬほど面白かったな。
どうしてあんな面白いこと思いついんだろうな。才能がある。
シリアスなシーンなのに、なんか間抜けなんだよ。
ヴォルデモート(スケスケ)もじわるんだよな。
スネイプが反対魔法かけてるのもおもろすぎんだよな。
画面の迫力と音楽に気圧されなかった。20代の私は騙されなかったよ。

こんな感じで、
永久に面白かったコンテンツだった。
10代の頃に観た時はもっと厳かで神秘的なイメージだったんだけど完全に視覚聴覚情報だった。
2時間30分めちゃ長コンテンツではあるんだけど、
画面綺麗!
音楽は厳か!
ケラケラ笑える!
で友達と家でパーティしながらつける映画としては大当たりだった。
はる

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