イタリアの怪奇映画の名監督マリオ・バーヴァの作品!
マーティン・スコセッシ、ダリオ・アルジェント、クエンティン・タランティーノ、ティム・バートン、デヴィッド・リンチ、大林宣彦など数々の監督に影響を与えた人物。
この作品は19世紀を舞台にとある屋敷で妻に鞭を打つ男が死に幽霊となって現世で再び、妻に鞭を打つ話である。
話はヘンテコですが、美術セットや照明に凝っていました。
屋敷のセットが後にティム・バートンの『ダークシャドウ』に影響与えていたり、幽霊となって戻ってきた旦那との純愛になるシーンは大林宣彦の『時をかける少女』みたいでした。
ティム・バートン映画常連だったクリストファー・リーも出てるし(クリストファー・リーがニコラス・ケイジにそっくり笑)
正直、退屈なシーンが多かった映画ですが唯一、最後の純愛映画になるとこは凄く良かった。愛という形はヘンテコでも美しいと感じました。
マリオ・バーヴァの作風を掴みたい!