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クリスティーンのhzkのレビュー・感想・評価

クリスティーン(1983年製作の映画)
3.5
あらすじ読んでおいおいなんだよそりゃと思ったら原作スティーブン・キングで納得。だったら観ます。
古くさいコロンビアのロゴ、50年代の自動車工場からのオープニング、好き!
そっから二十年後、イケてない高校生のアーニーが曰く付きのボロ車に一目惚れ。クリスティーンと呼んで自分で修理して溺愛。クリスティーンもアーニーが大好き!離そうとする奴は殺してやる!と大暴走。名前とか付けちゃうと物とはいえ自我が芽生えそうだよなぁ。こっちの愛着も増すし。
クリスティーンに入れ込むことで見た目も中身も変わっていくって設定だから、最初の方のメガネのダサい風貌がどうなっていくのか楽しみなんだけど、メガネの時点で既に美形が漏れてるので見た目はそこまで変わんないけど表情の変化とかは面白い。
スタンドのシーンが一番好き。燃えながら走る車ってすっごいカッコいいわ。
何度でも蘇るクリスティーン素敵。あれどうやって撮ってんだ。
どうでもいいけどイジメっ子のアイツ老けすぎだろ。何年留年してんだよ。こういうキャラは登場シーンから死ぬことが確定してるのでムカつく行為が全て前フリ。
乗り物に熱中する気持ちって分からんでもないから微笑ましくもあるけど、あまりにもハマりすぎてキャラまで変わるようなら取り憑かれてるのかもしれない。強く惹かれる感情は狂気でもある。
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