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オテサーネク 妄想の子供のhzkのレビュー・感想・評価

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)
3.5
超久々のレビュー!がこのチョイス。
不妊に悩む夫婦が人型の木を子供として育てるというトンデモ御伽話。
最高に気持ち悪かったです。気持ち悪いは褒め言葉。
オープニングがすごく良くて、わ、コレ好きなやつかもと思ったけど途中からもう不快指数MAXで残り時間を何度も確かめる始末。
なのに画面から一瞬たりとも目を離せなかった。不思議。やっぱり好きなのかしら。
やたら多いマズそうな食事シーン(ほぼゲ○じゃん)、口元どアップ、不愉快な音(イビキがほんと無理)、エゴの塊の人間たちにひたすらゲンナリさせられます。
登場人物がおせっかいな隣人、ペドジジイ、ノイローゼ&ヒステリックな奥さん、生意気で可愛くない子供といったラインナップなので誰1人として感情移入できず。みんな嫌いじゃ。
グロテスクで悪趣味なユーモアが漂う130分はちょっと長い。90分でいいな。
好きな人にはたまらない作品という感じです。これが好きかと聞かれると即答できない。もう観ないと思うけど観て良かったとも思う。こういう変な映画ってたまに摂取したくなるんだなぁ。
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