2023年5月4日に発生した、能登半島での
地震の被害にあわれた方々に、心から
お悔やみ申し上げます。
GWは映画会社がつくったということで
2023年のGWはこちらをみることにした。
ジェームズ・キャメロン監督
エド・ハリス主演の海底SFサスペンス。
VFXの新たな時代を切り開いたともいえる作品。
平和的なクリーチャーがとても美しい。
89年作品とはいえ、環境問題、戦争、を宇宙人からの
視点で人間に警鐘をならす。
自然が人間に牙をむくという形の作品は多いが
自然をコントロールできる宇宙人が、
コントロールできない人間に怒り、
攻撃を開始するという、なんともアースコンシャスな
宇宙人ストーリー。
また、海底で起こる人間模様も良く描かれており、
こちらでもコントロールを失った、特殊部隊の
リーダと対峙するところや、妻を諦めずに命がけで
助ける夫と、夫を理解し冷静に対処する妻の愛情が
描かれているのが、グッとくる。
核爆弾を解除すべく、これは、片道切符であると
アビス(海溝)へと沈んでゆく人間と、その先にある
未知の世界。
そして、痛い目に合わないと分からない人間たちの
エゴと、やり直しができない地球の存在を考えさせられる。
あれから、我々は何を学んだのだろうか?
AIが台頭しつつある今、人間が考えることは、
何か一つでも新たな時代にシフトすべきではないか?
おもうばかりだ・・・