えっ、おもんない…。
あれですね。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』現象ですね。
当時の空気感、熱量がないと
ただただ「古い映画を観ている」だけになってしまう。
俺は古い映画苦手です。
話も分かりにくかった。
あんまグロもない。
個人名飛び交ってて、
吹き替え時に字幕を出せないU-NEXTだと、けっこう理解しづらかった。
何で最後、クラリスだけが犯人の元に行けたのか?
あと、レクター博士の出す情報が嘘なのも何か冷める。
適当こいてるだけかよ、と。
「言葉のみで隣の囚人を殺した」のも、
まぁ、あえて「伝承のみ」で表現してるのは分かるんやけど、
そこ描いてほしかったわ。
クラリスのトラウマも、「子羊を食用に殺していただけ」??
何かショボすぎて。
「自分を性倒錯と思い込んでいる」とか「人間の皮でドレスを作っている」とか
もっとちゃんと説明して貰わんと分からん。
良かったのは
レクター博士とクラリスが、鉄格子越しに会話するシーン。
だんだん顔がアップになって、気がついたら鉄格子消えてるのは、演出的に良かった。
ここはこの映画の白眉だろうね。
あとは、全体的にレクター博士のどアップ多くて圧迫感あったのもいい演出。