カイト

羊たちの沈黙のカイトのネタバレレビュー・内容・結末

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

【コンセプト】
精神科医兼食人犯罪者が事件解決の手助けをする

【世界観】
男性は女性を性的に見る、軽んずる
知性は階級を上げる

【テーマ】
知性は性差をなくす

【中心的な問い】
レクター博士は何をしでかす
ビルをどう逮捕する



進行はレクターの助言

レクター
嘘つかれるとキレる

主人公(クラリス)
女性
男性に軽んじられがち
軽んじるから知性で立場を上げる
だから男性優位社会にうんざりしてるけどマッチョイズムは持ってるよな

女性議員、クラリスも賢いと認める
オルゴールがゆっくりになる不気味さ
ビルは同性愛者?違う気がする
レクターの原動力は性からきてない。それが他者との違い。


名作は2分の1のタイミングとラスト15分に畳み掛けるらしいな

ビルが暗視スコープ掛けた状態でクラリスに手をかざしてるシーンのアホさ。有利な状態から撃ち負けてるし。自分の記事を切り取って部屋にも貼ってるし、美学もなく、ただの自尊心の肥大化による犯行じゃないか。
そのアホさが悪のカリスマキャラのレクターと対比か。

なんでビルって女性の皮膚で服作ってんの?
女性への憧れ?

見どころレクター博士だから、終盤のビルの逮捕劇とかどうでもいいなと思ってて失速を感じた。





(横道逸れる話)
男性を汚いモノ扱いする作品はもううんざりだな。
自分の男性性を憎むけど結局抗えるものではありませんでした(;.;)トホホ…
みたいな作品あるけど、めっちゃ嫌いだ、それを受け入れてから吹っ切れて生きるのかそれとも病的なまでに憎む物語がみたいよ。
この作品はクラシックだから関係ないと思わせて、ステレオタイプつくるから問題あるよ。
だから最近の作品作りへのポリコレの厳しさは肯定派だ。作品で溢れてるんだからポリコレ合格してかつ面白い作品だけ生き残ってくれ。
男性の俺に男性を嫌いにならせないでくれ。

ついで言うとミスコンを男女一緒にやりましょうって奴も腹立つよな。あれ何を解決してるの?
だったらイベントごと無くせよ。
男女一緒にしてもビジュアルの良さコンテストなのは変わんないから、優勝者の枠減らすだけじゃん。
学歴社会は学力コンテストなんだからビジュアルの長所を認めるコンテストあって良くない?
ビジュアルだけじゃなくて推してもらえるかは性格だぞ。アイドルみたいに。
男性にしかない良さ、女性にしかない良さは無視か?
喜んでんのは普段そのコンテンツに触れてなくて、「よく分からんけどパッと見、男女平等?になってるから良い事だよね(≧∇≦)b」って人達でしょ。
良さを残しつつ配慮する心がけしないなら、中途半端に文化壊すだけだからやめてほしいよな。
カイト

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