安堵霊タラコフスキー

メリー・ポピンズの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)
4.5
今年続編?が作られるっていうんで久々に(というか子供のとき以来)見たけど、やっぱりこの愉快で魔術的な内容はある意味メリエス的で楽しい。

特に中盤絵の中に入ってからのシーンは後のロジャー・ラビットに通じる実写とアニメの融合具合はまさに夢のようで、しかもペンギンウェイターが出てくる場面とかどんな撮り方をしたのか不思議に思うものも多くて、そういう意味でも魔術的といえる映画になっていた。

メリー・ポピンズも子供を育てる理想の人物って感じで実に素敵。

でも特殊効果が発展した現代においてこの作品の続編みたいなものを作っても、CGとか使い出して逆に陳腐になる危険性もあるからそこは不安。