喵來

おとなのけんかの喵來のレビュー・感想・評価

おとなのけんか(2011年製作の映画)
4.7
オチの皮肉がたまんね


ケイトウィンスレット・クリストフヴァルツ、ジョンC・ジョディフォスター、、なんて豪華なコメディ
ああポランスキーだったのかうん。
カメラワークと、密室になりそうでならない開放されそうでされない絶妙な空間づくりがいい!
ギリギリ廊下まで。

生物の根源に羞恥心なんか存在しなかった。。生存の基本は排除と暴力。素晴らしい。

最初は「お互い大変よね〜」で済んでたのに、、
言葉の使い方1つでどんどん悪い方向に。
仕事にしか興味のないクソパパヴァルツと道義のなってないクソパパジョンCのせいで心象が。。。ママンsの絶妙な皮肉の飛び合いも。
職業の階級とかルサンチマンなんかも影響して
お互いの子供に興味のあるフリして何も見ていないリアル
結局自分たちの言い分が飛び交う4す組状態
ママ同士は歪みあって(哀しい協調も)パパ同士が全く関係ないところで意気投合するのもリアル。記憶にある

パンツケツ出しトラウザー乾かしヴァルツたまらんwwwww
頭上のグラスを取ろうとする敵にビクつくシーンが1番好き
険悪なゲロシーンがある映画で面白くないものなんてないよね


流石に「対峙」の方が真面目な話だろうって思ってたけどもう冷静に考えるとやり口は違っても根底は変わらない
喵來

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