ちろる

おとなのけんかのちろるのレビュー・感想・評価

おとなのけんか(2011年製作の映画)
3.9
このキャスティングでくだらない大人のケンカを繰り広げるなんて、見応えあるにきまってるじゃないの。
自分が一番正しいと思って疑わない女(ジョディ フォスター)
気はいいけど、どこかがプッツンしてる女(ケイト ウィンスレット)
家族より仕事が一番でマウンティングする男(クリストフ ヴァルツ)
気はいいがジャイアン的な本質もある(ジョン C ライリー)
大人の喧嘩にはおかしな体裁とプライドが絡まって、いつのまにか主軸からどんどん外れてただひたすら相手のスキを刺しまくる!刺しまくる!
日本人の常識からからすると何もかもが結構攻撃的だけど、割と一番普通だと思ってたケイト ウィンスレットのあのリバース攻撃はやばい笑
途中からもう夫婦喧嘩とかになってるし、なんという質の低いおとなのけんかの成れの果て。
エンディングロールの子供達がとっくに仲良くしてる映像観て、そうそういつも問題を、複雑にしてるのっていつも大人なんだよね、と思いらされてちょっとだけこちらも恥ずかしくなった。
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