タマル

ギャング・オブ・ニューヨークのタマルのレビュー・感想・評価

5.0
スコセッシ巡り4作目。
負けたよ、スコセッシ。お前がNO.1だ。

まず、最初に言っておく!!
この映画の監督は「実人生映画」監督のマーティン・スコセッシが作ったということ。
彼の作風として信じられない暴力、時間の強制力、婦女暴行が必ず出てくるということだ!!

私も最初は???? と思ったんです。
「何だよ! 理不尽な暴力も、異常者も、出てこないじゃん。どうしたスコセッシ!?」 みたいな。

たぶん、この映画への低評価も、劇映画としての作りへの不満だと思います。
しかし!! だがしかし!!!!
やってます、スコセッシメソッド!! 一見、復讐劇に見えますが、そうではありません。

異常者は出てきていたんですよ。
それは「ニューヨーク」です。
スコセッシはこの映画で「ニューヨーク」を主演に据えたのです!!

デヴィット・リーン監督が好きな人なら絶対ハマるはず!!!
生涯ベスト入りです。
タマル

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