めめ

アンタッチャブルのめめのレビュー・感想・評価

アンタッチャブル(1987年製作の映画)
3.0
先日ゴッドファーザーPart2を見たことを映画好きの同僚に話したら、「ロバート・デ・ニーロがアル・カポネ役で出てる映画があるよ」と教えてくれたので、観てみた。
映画としてはゴッドファーザーのような重厚さはまったく無く、エンタメに振り切っている。勧善懲悪で、「アンタッチャブルがアル・カポネ逮捕へ導く」という点の事実に基づいてるので、(めちゃくちゃに脚色されてるようだがエンタメ映画なのでそこには触れない)テンポよく話が進み、2時間を長く感じさせることは無かった。
・せっかく「アンタッチャブル」と銘打っているのにメンバーの深堀が足りないのが残念。特にストーンはもっと活躍を描けたんじゃないかな!5話くらいのドラマにしたら面白いんじゃない?と思ったけど、ドラマは既にあるらしい。そりゃ私が思いつく様なことは先人が既にやってるに決まっている。笑
・一般人目線だとこっちの方が正義な筈なのに、ゴッドファーザーを見たせいでロバート・デ・ニーロを色眼鏡で見てしまい(?)、アル・カポネ側にカッコ良さを感じてしまう。ネスがアル・カポネ逮捕に命をかけるモチベーションが描かれておらず、なんでそこまでするのかの説明がないままなので、イマイチ共感出来ないのもあり。ロバート・デ・ニーロ登場時ゴッドファーザー的な音楽が流れたのわろた。
・衣装はジョルジオ・アルマーニが担当したようで、めちゃくちゃ素敵でした。刑事組のきっちりした古き良きアメリカぽいスーツ姿も、マフィア組のいかにもなイタリアマフィア的着こなしもどっちも味がありかっこよかった。
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