あおい

アンタッチャブルのあおいのレビュー・感想・評価

アンタッチャブル(1987年製作の映画)
3.7
不可侵の悪を、白日の元に晒せ…

豪華なおじさんがキャストが魅せる、対ギャング抗争映画!
渋オジが銃片手に対決するシーンは、さながら西部劇のよう。悪の権化のようなアル・カポネを演じたデニーロがさすが。

絶対に捕まえて欲しいと心から思ってしまうほどの悪。アル・カポネの殺人描写からは、ジョーカーのような狂気を感じました。

あとは、個人的に若いアンディ・ガルシアがイケメン!カッコいいだけじゃなく、大活躍もしますし、ケヴィン・コスナーやショーン・コネリーを差し置いて好きなキャラでした( ^ω^ )

ラスト付近のベビーカーのシーンは、なんだかんだで名シーン。あんなとこに間が悪く居合わせたお母さんと子どもは、巻き込まれて死んでもしゃーないと正直思ったけど、そこは正義の男でした。

アル・カポネを捕まえるためなら、悪魔にでもなるケヴィン・コスナーは、それはそれでデニーロに通じるものがありました。

考えようによっては、度が過ぎる正義かもしれませんが、フラストレーションを溜めさせて、スッキリさせる部類の映画としては、古いですが中々の良作。
あおい

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