ベトナム戦争のことはたくさんの作品があるが、カンボジアの内戦についての作品は初めて。映画とはいえ、恐ろしい。命懸けで記者をする原動力ってなんだろう。
しかし、簡単に人の命を奪う。本当に観ていて苦しい。1979年。本作品が作られた1985年にもまだ難民キャンプは戦火から逃れてきた子どもたちで溢れている。あのころ、カンボジアの子どもたちが餓死してしまう、寄付を、というユニセフの報道に多く触れたが、この作品で繋がった。今更ながら、恥ずかしい。
ちょっと歴史がわかった気がするけど、またまだ私が今知ったことなんて氷山の一角。少しだけれども多角的にクメール・ルージュの手法がわかったことで、これからカンボジアについて知るときに大きな手がかりとなる。
ジョン・レノンの声の余韻。