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キリング・フィールドのスズナリのレビュー・感想・評価

キリング・フィールド(1984年製作の映画)
3.9
ポル・ポトによるクメール・ルージュを主題とした社会派作品。前半の緊迫した展開からの後半がちょい冗長だったけど、カンボジアで何が起きていたかやアメリカの対応の問題性は提起していたと思う。ディス・プランを演じたハイン・S・ニョールは当時演技経験ゼロの素人だったそうだが、強制収容を経験したとのことで、その演技は確かにオスカーに値するものがあった。パスポートを偽造するためにフィルムカメラが必要だというシーンは、簡単に写真が撮れる現代と隔世を感じた。
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