Moomin

ぼくの好きな先生のMoominのレビュー・感想・評価

ぼくの好きな先生(2002年製作の映画)
5.0
ドキュメンタリーの傑作
都会から外れた小さな学校 学年分けされておらず、小さい子から大きな子までを一人の男性教師が指導する
ある一つの教室という決められた空間に カメラの立ち位置の違和感を感じず、その地域の子供たちにおける先生の立場を浮き彫りにしていく
決して先生にフォーカスすることもなく、あくまでその場にある空間や流れる空気を映し出すことでこの作品のテーマが見えてくる
(主人公だからインタビュー)(主人公の表情)作りてはそういったことに頼ってしまいがちだが、主人公を描く為に一番効果的な人物であったり建物、場所。その描き方がずば抜けて上手い作品

教室に流れる時間を映し出し、子供の成長を見る 波乱万丈なドラマや出来事があるわけではないけど、ずっと見ていたい感覚
対象者の魅力もあるし、その魅力の伝え方が、ドキュメンタリーの作りてにとってとても勉強になる作品
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